山形・鶴岡市の小学生が、今が旬の庄内の味覚「寒ダラ」の調理を通して地域の食を学んだ。
旬の寒ダラ!料理人による特別授業
この授業は、鶴岡市の湯野浜小学校が、子どもたちに故郷の豊かな食文化を学んでもらおうと6年生を対象に行っていて、2024年で4回目となる。
2月6日は市の職員が郷土食や伝統食について講義したあと、地元の温泉旅館の料理人が鼠ヶ関で水揚げされた、今が旬の「寒ダラ」を解体し、部位ごとの食感や味わい方を説明した。
この記事の画像(5枚)料理人:
白子がいっぱい入っている、おいしいんですよ。天ぷらにしたり、白子ポン酢にしたり
勉強のあとには、料理人が調理してきた「寒ダラ汁」が給食で振る舞われた。
身や白子がたっぷりと入ったアツアツの旬の味覚に、小学生は「ダシが利いていて、身もホロホロでおいしい」と舌鼓を打っていた。
小学生:
血を見るのは苦手だったがいつも食べているものだから、さばき方を見られたのは貴重な体験でうれしかった
教室となったランチルームには寒ダラ汁の良い香りが漂い、子どもたちにとってはおいしくてタメになる特別な授業となった。
(さくらんぼテレビ)