能登半島地震の被災地、石川・輪島市では、3日から仮設住宅の引き渡しが始まった。
仮設住宅に入居・大下澄子さん(76)「半分安心だけど半分心配」
仮設住宅に入居・大下尚美さん(53)「2年で家ができるかどうかが、そこの復興がどうなるか」
輪島市では、第1弾として完成した仮設住宅18戸の引き渡しが3日から始まり、大規模な火災で200棟以上が全焼した朝市通りに自宅があった大下澄子さんが、さっそく現地を訪れた。
一方、能登半島最先端で甚大な被害を受けた珠洲市でも、3日からボランティアの受け入れが始まり、全国から集まった12人が活動している。
富山県から来た男性「想像よりもやっぱりテレビで見るよりも、ひどい状況になっていたので、少しでも長く、少しずつお手伝いできることがあればやっていきたい」
滋賀県から来た男性「がれきの撤去とか片づけとか、今からやるんですけれども、なんとか力になれたらなという思いです」
現地での活動は4時間ほどと限られるが、県は個別での活動はせず、事前の登録をするように呼びかけている。