能登半島地震の発生からあすで1か月。被害の大きかった石川県輪島市では、県内で初めてとなる仮設住宅が31日完成した。仮設住宅前から鈴村記者が伝える。

鈴村菜央記者の中継
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鈴村菜央記者:
輪島市の「キリコ会館多目的広場」からお伝えします。いまだに周辺は地震の多くの爪痕が残っています。私の後ろに見えるのは着工から3週間で完成した仮設住宅です。エアコンの室外機やプロパンガスが設置されているのが分かります。今回の地震後に仮設住宅が完成するのは初めてです。

鈴村菜央記者:
建てられた18戸はいずれも平屋建てで、2人から3人用の2DKの住宅と、4人から8人用の4LDKの住宅が用意されています。

鈴村菜央記者:
冷暖房は完備されて、厳しい寒さにも耐えられるよう、窓が3重ガラスになっているほか、トイレとユニットバスは室内に設置されています。

鈴村菜央記者:
最大2年間住むことができ、家賃は無料となっています。

鈴村菜央記者:
現在は建物の最終チェックが行われていて、きょう市に受け渡されます。

鈴村菜央記者:
輪島市では既に4000件を超える申し込みがあり、市の方で入居者の選定を行い、来月初旬をめどに入居できる予定です。

<フジネットワーク サザエさん募金>能登半島地震救援

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