能登半島地震の被災地でも雪に加え、厳しい冷え込みが続いている。石川・珠洲市から、FNN取材団・秋末械人アナウンサーが中継でお伝えする。

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25日午前11時30分現在は青空も見えているが、雪がちらついている。23日から降っている雪は、降ったりやんだりを繰り返している。今のように青空が見えたかと思うと、10分ほど前は吹雪のような状態にもなっていて、変わりやすい天気となっている。

積雪は20cmほどあり、手がすっぽりと入るくらいで、倒壊した家屋にも多くの雪が降り積もっている。25日朝、雪かきをしている方に話を聞くと、「復旧作業に加えて、雪かきで仕事が増える」と嘆いていた。

こうした中、金沢と奥能登を結ぶバスの運行が再開された。

このバスは1カ月間は無料で、被災者とその親族が優先となる。特急バスは、珠洲市にも1日1往復することになっていて、夕方にも到着する予定。

奥能登は高齢化率の非常に高い地域のため、自力での往復が困難な人にとっては貴重な足となるもよう。

始業式で“大谷グローブ”のサプライズも

地震で校舎が使えなくなった石川・志賀町の富来(とぎ)小学校では、中学校の校舎の一部を間借りして新学期を迎えた。

富来小学校の児童(6年):
中学生の皆さんと一緒に学校生活を送ることができることを、とても心強く思います。よろしくお願いします。

その後の始業式では、ロサンゼルス・ドジャースの大谷選手からのグローブが子どもたちに届けられるサプライズもあった。

小学校では、子どもたちが新しい環境に慣れることを優先させ、授業は徐々に再開させたいとしている。
(「Live News days」1月25日放送より)

<フジネットワーク サザエさん募金> 能登半島地震救援

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