働く人に景気の実感を聞く12月の調査では、新型コロナの5類移行後、初めての年末で人の流れが戻り、景気の実感を示す「現状判断指数」が5カ月ぶりに改善した。
内閣府が12日に発表した12月の景気ウォッチャー調査によると、街角の景気実感を示す現状判断指数は50.7と、前の月に比べて1.2ポイント上がり、5カ月ぶりに改善。
2023年5月に新型コロナが5類に移行してから初めての年末となったことを受け、北関東の居酒屋から、「忘年会シーズンで、予約でほぼ満席」、四国の商店街からは、「インバウンドの数が日増しに増加している」という声などが寄せられ、人の流れがもどったことが窺える結果となった。