9日、石川・能登半島地震で被災地した256の小・中・高校で始業式が行われた。一方で、震災による被害で延期を余儀なくされた学校も86校にのぼった。

車で登校してきた児童
車で登校してきた児童
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石川県羽咋市の小学校では、9日朝に始業式が行われ、新学期がはじまった。登校時には、学校からの指示で多くの保護者が子どもを車で送り届け、中には避難所から登校する子もいたという。

小学6年生の女子児童は、「みんな地震があってから大丈夫かなっていう心配の気持ちはすごくあったので、みんな元気で笑顔だったので良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

石川県内では、公立と私立の小学校、中学校、高校合わせて、342校のうち256校がきょう始業式を行い新学期を迎えている。

一方、珠洲市立飯田小学校などでは、被災地では学校の教室などが避難生活の場となっていて、輪島市や珠洲市などを中心に86校の始業式はめどが立っておらず、学校生活にも影響が出ている。
(Live News days 1月9日放送より)

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