「令和6年能登半島地震」を受けて首相官邸入りしている石川県の馳浩知事は、記者団の取材に対し、自衛隊の防災ヘリで石川県庁に向かうと述べた。

1日、馳氏は記者団の取材に対して「私自身、5時過ぎに官邸に入って、松村防災担当大臣と情報を収集しながら、6時30分には石川県庁の方で、副知事対応で防災対策会議を開いて、状況の確認をいただいております」と状況を説明。

「人命最優先で対応すること、加えて5時過ぎに副知事を通じて自衛隊の派遣要請も出しました」と述べた。

さらに「夜に入りましたので、明日の朝から本格的な情報収集、また、救命に入ることになると思います」と述べた。

人的被害の情報などについては、「今のところ、まだ入っておりませんが、家屋倒壊6件という情報は入っている」とし、県内の志賀原発については「今のところ状況は、大丈夫だというふうに聞いている」と説明した。

馳氏は、この後、自衛隊の防災ヘリで内閣府の防災担当副大臣と共に県庁に戻る予定だという。

被災した県民に向けて馳氏は、「最新の情報を収集するということ。また、お互い情報を共有し合いながらですね。声を掛けあって避難場所等に避難をして、また停電も発生しているようなので、今晩大変寒くなると思いますから、暖かくして一晩をお過ごしいただきたいと思います。私どもも、もうすぐ県庁の災害対策本部に入って、緊急の対応を取ろうと思っています」と述べた。

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