イスラム組織ハマスとの戦闘休止から4日目となる27日、イスラエル政府はハマスから受け取った解放される見込みの人質のリストに問題があるとして精査を行っている。
イスラエルメディアによると27日にハマスから解放される人質11人のリストをイスラエル政府が受け取ったが、問題があったという。
リストの問題点について詳しい内容はわかっていないが、過去3回にはこのような動きはない。
現在、政府内で検討を行っていて、問題点を変更するための集中的な交渉が進行中だとしている。
政府は声明を出し「解放される人質のリストの評価を行っていて、可能な限り追加情報を発表する」としている。
26日にはイスラエル、ハマスともに4日間までとする戦闘休止期間の延長に前向きとの考えを示した中で、懸念材料となる可能性がある。
ロイター通信は、カタールが問題解決と人質解放の遅延回避のためイスラエルとハマスと協力していると伝えた。
戦闘休止から3日目までで合意に基づくイスラエル人の人質で解放されたのは39人で、4日目に11人が解放されると合意に基づき予定されていた50人に達することになる。
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