フィンランドはロシア経由の移民の入国を防ぐため、一部の国境の検問所を閉鎖すると発表した。
フィンランド政府は16日、ロシアとの国境に8カ所ある検問所のうち、サンクトペテルブルクに近い4カ所を18日から3カ月間、閉鎖すると発表した。
ロイター通信によると、最近、フィンランドに中東やアフリカからロシアを経由して不法に入国する移民が増えてきているという。
フィンランド政府は、ロシアが意図的に難民申請希望者を国境へ送り込んでいると非難していて、今回の検問所閉鎖に踏み切った。
ロシアメディアによると、ロシア外務省はこの措置について「非常におかしな非難である」と反論している。