北海道で暮らす働くママの1日を追いかける観察ドキュメント「ママドキュ」

子育ても仕事も頑張りながら働くママさんたちのリアルな1日をのぞくと、限られた時間で家事・育児をこなす究極の時短ワザの連続だった。

今回の主役ママは、小樽市に住む、ひかりさん29歳。

5歳、2歳、1歳の3姉妹を育てるママだ。

ハードな”ワンオペ”の一日を観察! 頼りになるのは”万能調味料”

5歳、2歳、1歳の3姉妹を育てるママ
5歳、2歳、1歳の3姉妹を育てるママ
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子育てだけでも大変そうだが、仁木町で主にブドウを栽培する農園「トマップファーム」の代表を務め、毎日バリバリ働いているひかりさん。

左官職人として働く夫・だいすけさんは出張で家を離れることが多く、その間ひかりさんは一人で家事・育児をこなしている。
 
そんな忙しい朝の定番おかずは、ウインナーと卵焼き。

時短かつ洗い物削減のため、仕切りが付いたニトリのフライパンで同時調理する。

時短&洗い物削減できるフライパン
時短&洗い物削減できるフライパン

しかも卵焼きの味付けは、ヤマサの「昆布つゆ白だし」のみ。

昆布だし・かつお節・さば節などのうま味に加え、しょうゆ・塩・砂糖なども入っているので、これ1本で味が決まる万能調味料だ。

“万能調味料”をリピ買い
“万能調味料”をリピ買い

煮物や炊き込みご飯などの和食が簡単に作れちゃうので”リピ買い”しているようだ。

「農業の魅力を伝えたい」 SNSで収穫ボランティアを募集

子どもたちを保育園に送り届け、車で40分かけて仕事場の仁木町へ。

100年以上続く歴史ある農園の代表を務めるひかりさんだが、親から継いだわけではない。

元々、幼稚園の先生として働いていたが、長女の出産を機に退職。

育児に専念しようと思っていた矢先、農家の後継者不足で、やむを得ず離農を考えていた先代と出会ったという。

「農業の魅力を伝えたい」
「農業の魅力を伝えたい」

「本当は続けていきたかった」そんな先代夫妻の農園に対する強い思いに心打たれ、なんと長女が生まれて、まだ7ヵ月の時にブドウ農家に転身したのだ。

1年で一番忙しい収穫シーズンは、SNSでボランティアを募集。

子どもから大人まで作業を体験してもらうことで、農業の魅力も伝わればと考えている。

夕食作りは時間との闘い!ピンチの時は“お手伝い作戦”

SNSでボランティア募集も
SNSでボランティア募集も

夕食は、忙しいママの味方「鍋」。

大急ぎで野菜をカットするが、お腹が空いて刻一刻と機嫌が悪くなる子どもたち。そんな時はお手伝いで気を紛らわせる作戦だ。

ひかりママのベストバイは、「バスタブクレンジング」。

ひかりママのベストバイ「バスタブクレンジング」
ひかりママのベストバイ「バスタブクレンジング」

ミストをシューッと浴槽に吹きかけ、60秒後に流すだけ。

こすらず洗える上に「除菌」も「ピンク汚れ予防」もできる便利な浴室用洗剤だ。

“人に頼ること”で心がラクに「農園を100年先の未来へ」

責任感が人一倍強いひかりさん。

農業を始めた頃は、全てを完璧にこなそうと、寝る間も惜しんで家事も育児も。

誰にも頼ることができず、苦しい時期があったそうだ。

“人に頼ること”で心がラクに
“人に頼ること”で心がラクに

そんな時助けてくれたのは、”子育ての師匠”母の存在。

「全部できないなんて当たり前なんだよ」 そう声をかけてもらって、心がラクになったそう。

「子どもたちのために、農園を100年先の未来へ」
「子どもたちのために、農園を100年先の未来へ」

なんでも一人でこなすのではなく、“人に頼ること”は一緒に作ること。そこには絆が生まれることを知った。

夢を叶えるためには、周りの人たちの支えが本当に大切。

仕事も子育ても楽しむ
仕事も子育ても楽しむ

感謝の気持ちを持って頼らせてもらうことで、心に余裕ができて、仕事も子どもとの時間も楽しめていると話していた。

北海道文化放送
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