イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ最大のシファ病院の敷地内に突入したとみられ、イスラム組織ハマスに対する作戦を始めている。

病院内のハマス戦闘員に投降を呼びかけ

中東メディアなどは日本時間の15日午前、イスラエル軍がシファ病院の敷地内に突入したと報じた。

これに先立ち、軍は、一部の場所でハマスに対する正確かつ的を絞った作戦を実施していると明らかにしていて、病院内にいるハマスの戦闘員に投降するよう呼びかけているという。

シファ病院には600人の患者に加え、約1500人の住民が避難している
シファ病院には600人の患者に加え、約1500人の住民が避難している
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燃料不足で機能停止に陥っているシファ病院には600人の患者に加え、約1500人の住民が避難しているが、イスラエル軍は病院内に輸送拠点を設置して避難させる取り組みを進めているとしている。

こうしたなか、複数の地元メディアは、イスラエルが15日から国連の機関にガザ地区への燃料の搬入を認めることを決めたと報じた。

国連機関は14日にトラックに使う燃料がなくなったため支援物資を受け取ることができなかったと明らかにしていた。
(「Live news days」11月15日放送より)

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