サッカーJ2・モンテディオ山形の終盤戦を盛り上げようと11月3日、山形・天童市で応援ライブが行われ、美しいピアノの音色が、選手やサポーターを勇気づけた。
美しいイチョウ並木に響くピアノの音色
モンテディオ山形のホームスタジアムがある、天童市の県総合運動公園。
鮮やかに色づいた公園内のイチョウ並木に、美しいピアノの音色が響き渡った。
演奏しているのは、プロのトロンボーン奏者で、ストリートピアノのユーチューバーとしても活躍する「みやけん」さんだ。イチョウ並木での演奏会は、J1昇格プレーオフ進出をかけてリーグ終盤戦を戦う選手たちを応援しようと、クラブが企画した。
辺りがイチョウの黄色に染まる中、モンテブルーのユニホームをまとった「みやけん」さんが、応援歌メドレーなど5曲を披露。連休初日で天気に恵まれたこともあり、たくさんの家族連れなどが足を止めて、力強い生の演奏に聞き入っていた。
「がんばれという気持ちを込めて」
演奏を楽しんだ来園者は、「このシチュエーションの中、ピアノの音がすごく響いていて、良い思い出になりました」「楽しかった」「元気が出る曲ばっかりで力がみなぎった。一生懸命ピアノを弾く姿、音を届ける姿と一緒に、選手たちに全力プレーでがんばってほしい」などと話した。
ストリートピアノのユーチューバー・みやけんさん：
こんなにみなさん集まってもらえると思っていなかった。すごく楽しかったです。昇格まであともう少しというところなので、ほんとに「がんばれ、がんばれ」という気持ちを込めて、届くように演奏させてもらった
モンテディオ山形は11月3日時点で、プレーオフ圏内にいる6位のジェフユナイテッド市原・千葉と勝ち点差3の7位につけている。今シーズンは残り2試合で、4日にアウェーでいわきFCと対戦。シーズン最終戦は12日にホームでヴァンフォーレ甲府と対戦する。
（さくらんぼテレビ）
