8月、ハワイ州のマウイ島で起きた山火事から3カ月が過ぎるのを前に、警察が当時のボディーカメラの映像を公開した。

そこには、煙が立ち昇る中、必死に救助活動をする警察官の姿が映っていた。

大火災からまもなく3カ月

8月、ハワイ州のマウイ島で山火事が起きた。

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この火災で、少なくとも99人が死亡した。

まもなく発生から3カ月が過ぎるのを前に、警察が当時のボディーカメラの映像を公開した。そこには、緊迫の瞬間が記録されていた。

ドンドンドンと、警察官が住宅のドアを叩く。すると、中から高齢の男性が出てきた。

警察官は「さあ、こっちへ!他にいませんか?」と聞いた。高齢男性は「私は1人だよ」と答えた。

警察官は男性の手をとり、家の外へ向かった。すると目の前には、炎が広がっていた。

別の場所では、警察官がホースを手にとり消火を手伝い、煙が立ち昇る中、住民に避難を呼びかける様子もあった。

警察官が15人を救助

炎が迫るコーヒーショップの中では、こんな場面があった。

警察が「外に出て!4人は連れていける、4人。何人いますか?」と叫んだ。

すると、店の中から次々と人が出てきた。全部で15人を救助した。

この山火事で、2000以上の建物が焼失している。

火災の原因は今も調査中だが、送電線が断線し、枯れ草に引火した可能性があるということだ。
(「イット!」 11月1日放送より)

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