北海道の松前町で、クマが19日から8日連続で目撃されている。
また、27日には札幌市の住宅街でも3頭のクマが出没するなど、北海道でクマの出没が相次いでいる。

8日連続でクマの目撃情報

クマが、キョロキョロと辺りを見回している。

クマの親子が何かを食べている
クマの親子が何かを食べている
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後ろから子グマも現れた。すると、クマは地面に顔を近づけ、何かを食べ始めた。
クマが現れたのは20日、現場は北海道の南の端、松前町にある寺の敷地だ。

23日にも、同じクマとみられる姿があった。林の奥から子グマも現れ、そのまま走り去っていった。
松前町で目撃されるのは、19日から8日連続だ。

一方、約200km離れた札幌市西区でも、27日に住宅街に3頭のクマが出没した。
記者が、「新聞配達員が道路を左折し、街灯の真下で親子のクマ3頭を目撃したとのことです」と現場の様子を伝えた。

親とみられる1頭は体長1.5m前後、子グマは70~80cmあったという。
近くの住む人は、「まだ見つかってないんでしょ。だから嫌なのよね」と不安を口にした。

OSO18の年齢は“約9歳6カ月”

そんな中、牛66頭を襲った忍者グマ・OSO18に関する新しい情報が明らかにされた。

それは、年齢だ。OSO18は7月に人知れず駆除され、東京や北海道の飲食店で料理として提供されていた。

OSO18の歯を調べた結果、年齢は約9歳6カ月だった。人間に換算すると30代〜50代と、意外と若かったのだ。

OSO18が駆除されても、北海道ではクマの出没は増える一方で、警戒が続いている。
(「イット!」 9月28日放送より)

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