前日6日にB1リーグ最年少出場記録を塗り替えた琉球ゴールデンキングスのハーパー・ジャン・ジュニア(17)が最年少得点記録も更新した。
福岡第一高3年で、琉球に特別指定選手で加入しているハーパーは第4Qに途中出場すると、残り1分16秒に積極的なオフェンスでファウルを誘い、2本のフリースローを獲得。
1本目は惜しくも外れる。ホームのファンもその瞬間を期待する中、2本目を決め、待望の初得点。
17歳11カ月29日でB1では高校の先輩にあたる河村勇輝(東海大)が昨季記録した18歳8カ月23日の記録を塗り替えた。
これで重圧から解放されたか、さらに残り1分を切ったところで、最大の武器がさく裂する。
ディフェンスリバウンドのこぼれ球を拾うと自らドリブルで運び、身長180センチながら驚異の身体能力でダンクシュート。17歳のニューヒーローがバスケ界に新たな歴史を刻んだ。
琉球ゴールデンキングス82-54レバンガ北海道
(沖縄市体育館)
琉球|18|19|23|21|=82
北海道|8|18|16|12|=54